オムニバス:小さいカップ麺、卵と玉子、海外留学する人
最近気になったことを3つ、オムニバス形式で。
小さいカップ麺のこと
先日まで関西に旅行し、ホテルの夜食用で小さいカップうどんと小さいカップそばをコンビニで購入。
「熱湯〇分」の部分を見ると、うどんもそばも「熱湯3分」だった。違和感。
そのメーカーの普通サイズの場合、うどんなら熱湯5分、そばなら熱湯3分。
それが小さいサイズになると、うどんもそばも熱湯3分。
直感的には、うどんが2分短縮されるなら、そばだって少しは短縮してもいいのではないか?
うどんの熱湯時間は麺の量に依存しているけど、そばの場合は麺の量とは無関係なのであろうか?
いつか横軸に麺の量、縦軸に熱湯時間をとった散布図を作って調べてみたい。
余談だけど、このとき、小学校の理科の授業の、砂糖と塩を水に溶かす実験をなぜかふと思い出した。砂糖が水に溶ける量は水の温度が上昇するにつれて大きく増加するけど、塩はそれほど変化しない、みたいな。溶解度の話。なんだろ、似通った何かを感じたのかも。
卵と玉子
最近知った「卵と玉子の違い」。
通説としては、生の状態のものを「卵」、調理済みのもの(ゆでたまごや等)を「玉子」と書くのが一般的
なんだとか。
そこで気になったのが、「たまごやき」の扱い方。
「卵焼き」とも書く気がするし、「玉子焼き」とも書く気がする。(個人的には後者の方が見慣れているかも)
上の通説を踏まえれば、
- 「卵焼き」は、生のたまご(卵)を調理したもの(焼いたもの)である、という解釈による
- 「玉子焼き」は、「たまごやき」という料理そのものが調理済みである、という解釈による
ということか。
1つの単語を助詞を補って読むのか、それとも 1つの単語をそれそのものとしてとらえるのか、という立場の違いか。
これに派生して?気になったのが、野球の投手の「登板後」と「降板後」。
例えば、「登板後のインタビュー」と「降板後のインタビュー」って、どちらもその投手がマウンドで投げ終わって、ベンチで一息ついた後で「今日はどうでしたか?」みたいな質問に対応する光景を思い浮かべる。
多分前者の表現で、「あー、マウンドに登った後に、マウンド上でインタビューされてるのね」って解釈する人はほぼいないと思う。
つまり、
- 「登板後」に含まれている「登板」は、投手がマウンドに登り、投げて、ベンチに帰るという一連の動作を意味している。*1
- 「降板後」に含まれている「降板」は、投手が投げ終えてマウンドを降りるという瞬間の動作を意味している
ということか。
日本語面白い。
海外留学する人
大した話ではないけど、海外留学する人が「外人」ってフレーズを使っているのを聞いてなんかちょっと気になった。
海外から日本にやってきた留学生が「外人」と言われることに敏感になっているのもあって(「外国人」と言われるのは大丈夫らしい。あと、自分ではよく「外人」と自称する。)。似たような話を昔セイン・カミュかパックンも言ってた。
まあ留学すればその国では自分が外国人になるわけだから、あまり関係ないけどね。留学応援してます。
*1:ただし、「〇〇投手がこの回から登板しています」といった実況に含まれている「登板」は、投手がマウンドに登るという瞬間の動作を意味している。