私の備忘録

考えたことを、備忘録的に。

職場について

社会人としての生活がスタートしたので、自分の職場とその世界について、気づいたことと思ったこと。

 

一般企業に就職とは全然違うのだろうな、という第一印象。

 

任される仕事について

 

自分は一応ルーキーではあるが、任される仕事自体は他の方と大きくは変わらない。よくありがちな、最初は研修所でしばらく研修して、そのあとだんだん配属が決まっていく、というのとは真逆だと思う。どんどん任される。最初だから知らないこともめちゃくちゃたくさんあるけど、自分で理解しながら、他の方と同じように仕事をしていく現場である。

 

ただ、仕事そのもの以外のところでは、周りの職員の方はとても気遣いをしてくださる。聞けばなんでも教えてくれるし、少しでもルーキーの負担を減らすような配慮をしてくださる。とてもありがたいことだ。

 

周りの職員の方も絶対通ってきた道なので、新人に対する理解がとても深い。とてもありがたいことだ。

 

 

周りの職員の方について

 

とても多様である。何を学んできたか、何歳なのか、どういう生活をしているのか、何を目指しているのか、などのあらゆる項目でとても多様である。

 

その中でも自分のイメージと異なっていたことがある。それは、全体的に年齢層が若いということだ。過去のインターンシップ(とここでは呼ぶ)では20代なんかいなかったのに、ここでは近い年齢の方がとても多い。

 

そして、特徴的だと思ったのが、年次ではなく、年齢で序列が認識されていることである。自分は大学院修了したため、学部卒で働き出した年下の人の方が経験があるケースがある。しかし、職員の序列としては年齢が1歳だけ高い自分の方が上に来るのである。ただ、もちろん自分に先輩意識はない。

 

また、同じく特徴的だと思ったこととして、仕事の上では正規採用と臨時採用の区別がないことである。任される仕事に違いはない。しかし、先ほど述べた職員の序列では正規採用→臨時採用という順になるので、職員の名簿でもルーキーの自分が真ん中くらいに来てたりする。しかし、そんなことは関係なく、年齢が低く、経験もない自分にとってはやはり先輩として目に映る。

 

余談だが、自分は正規としてのルーキーで今年山ほど研修を定期的に受けることになるが、臨時採用の職員はルーキーであっても同じ研修を受けることはないし、臨時採用で数年間経験を積んでいる先輩もその研修は受けていない。将来正規として採用された時に、おそらくその研修を受けることになるのであろう。なんか変な感じ。

 

年齢、経験年数、正規、臨時、など本当に多様である。

 

1歳年下の、今年2年目の、臨時採用の方がいるが、先輩後輩意識はなく、むしろ仲間意識みたいなものがある。管理職や特別な役職の方以外は、ポジション自体は同じと言ってもよく、仲間意識は強いような気がする。イーブン。だから、お互い敬語を使うし、お互いをものすごく丁寧に扱う場所なんだと感じる。まあ慣れてくれば、その辺もよりフランクになるとは思っている。

 

でも、おそらくは、これから年次を重ねたとしても、正規・臨時とか経験年数よりも年齢の方がより意識づけられて行くことだろう。1年目の今年は別としても、3年後、5年後となればその意識がより強くなる気がする。

 

ここまでダラダラと書いて行き着いた考えとして、経験に差こそあるけれど、お互いが同じ目線に立って、1人の職員として尊重しあえる世界なんだと思う。特に、何もできない、3日前まで学生だったやつすらも、1人の職員として扱ってもらえることに嬉しさと責任を感じる。

 

そんな社会人スタートだけど、後から経験や技を身につけて、形だけでなく、中身まで尊重されるような状態が当面の目標なのかもしれない。